たばこ税の金額がすごいからタバコを禁止できない
カラダに悪いといわれているたばこ、国民の体にとって良いことがないのであれば規制すればよい。
しかし、現在の規制は年齢制限だけである。
なぜ、たばこ自体の存在を規制しないのであろうか?
たばこを購入する金額の中には、税金がかかっているのです。
たばこ1箱あたりの金額構成
メビウス430円の場合
JT取分 110.3円 25.7%
販売店マージン 43.0円 10.0%
消費税 31.9円 7.4%
たばこに関する税額
たばこ税(国税) 106.0円 24.7%
たばこ税(地方税) 122.4円 28.5%
たばこ特別税(国税) 16.4円 3.8%
たばこに関する税額の割合の合計は 57% である。
たばこ税の税収推移と販売本数について
年々煙草を止める人が増えているが税収は横ばいです。
販売本数については、年々減少しています。
税収を確保するためにはやることは、たばこの販売価格です。
当然、上がっています。
2014年度 2.13兆円 1783億本
2010年度 2.11兆円 2102億本
2005年度 2.24兆円 2852億本
2000年度 2.29兆円 3245億本
1996年度 2.13兆円 3483億本
JTの存在
日本のたばこを販売しているJTですが、現在はたばこだけでなく、医薬品、飲料、加工食品などの販売もしています。
しかし、たばこについては販売本数が減った分、価格に反映していると思います。
JT自体は日本での販売本数はさがっているが、海外では順調に販売本数を増やしているようです。
将来、日本からたばこはなくなるだろうか?
たばこがなくなるためには、法律を整備するしかない。
たとえば、国民の喫煙率がものすごく下がればたばこを規制する法律を作ることも可能であると思います。
ただ、喫煙率は減ったとはいってもまだまだ日本は喫煙率の高い国です。
若い人の喫煙率が低いということは、将来的にはタバコの価格も上がり喫煙率も下がると思われます。
それと同時に毎年2兆円にも及ぶたばこ税の税収に変わる収入を確保する必要もあると思います。
もしたばこがなくなると影響を受けるのは
・たばこを販売するJT及び販売店
・税収がへることによる国及び国民
・病院 たばこにより病気になった患者減
まとめ
たばこ税について調べてみましたが、年間2兆円に上る税収はすごいです。
今後も税収2兆円をキープするためにたばこの金額は高くなっていくのでしょうか?