禁煙にまた失敗しちゃった
喫煙者にとっては何度も実感したことがあると思います。
今日は、禁煙に成功するための記事ではなく、禁煙に失敗してします法則を考えてみます。
禁煙に失敗する4つの理由
その1 喫煙者からの優しいお誘い
お酒の席、ランチの後など禁煙中の身にはとてもキツイ時間です。特に喫煙者にとっては禁煙している人を見ると、自分も本当はやめたいのにやめられないという気持ちから相手に対し、潜在的に失敗すれば良いと思う人もいたりします。
そのような人は禁煙している人に優しくささやきます。
「1本どぉ!」
お昼などのランチのときには、意志強く断ることができます。しかし、夜の飲み会などでお酒が入っていると、自身の気持ちだけでなく、喫煙者も優しくからちょっと強引な感じで奨めてくる人もいます。
「1本どぉ、1本くらい大丈夫だよ~」
「1度始めたことなんだから、最後まで吸い通せよ!」
と、訳の分からない講釈をする人もいます。
タバコとは違いますが、覚せい剤の常習者は、一度やめても目の前に持ってこられると自分の意志では制御できず、手を出してします。
タバコも覚せい剤とまではいかなくても相当依存性の高いものなのは間違いありません。
周りの誘いによるたった1本が命とり、折角頑張っている禁煙が失敗する最も多いパターンです。
その2 代用品による禁煙
タバコの代わりにニコチンパッチのようなカラダに張り付けニコチンを摂取したり、ニコレットガムのようにタバコを吸いたくなったら、代用品としてガムからニコチンを摂取するタイプの禁煙方法があります。
このような代用品による禁煙の成功率もなかなか高いのですが、実は半年後など、禁煙に失敗するケースとして多いのがこの代用品による禁煙です。
代用品による禁煙は、ニコチンが切れるとタバコでなく代用品によりニコチンを摂取しています。タバコの依存から代用品の依存という人も少なくありません。
また、代用品で禁煙成功した人はある程度ガマン強いという人が多いようです。しかし、もともとタバコが嫌いだからやめたのではなく、ニコチンを抜いただけなので、何かしらのきっかけ、ちょっとした弾みでまた咥えてしまうようです。
その3 タバコが好きなのに気合でやめている
せっかく、止めることができたたばこ。
とても嬉しいことなのに、
「たばこを吸っている人を見ると羨ましい。」
このように感じる人は、またタバコを吸ってしまいます。
その4 タバコが必要
禁煙に成功したというのは、死ぬまで吸わないということです。
たばこを吸っていた人にとって、禁煙成功というゴールはなく、実際は毎日が禁煙中ということだと思います。
たばこを止めたけれでも、「たばこが必要であったりメリットがある」と思ってる人は斬んえですが、またタバコを吸ってしまうと思います。
こんな風に思っていませんか?
・タバコはおいしい
・タバコを吸うともてる
・タバコを吸うと痩せる
・お酒がおいしくなる
・ストレスを発散してくれる
・イライラ感を落ち着かせてくれる
・喫煙所でのコミュニケーションツール
上記がタバコに対する必要な理由だと思いますか?
百歩譲って喫煙者同士が集まるコミュニケーションツールということはあるかもしれません。
本当の禁煙とは?
好きなタバコを薬や代用品によりやめるのではなく、人間にとってたばこは必要のないものであると理解することが大切なのである。
もしあなたがたばこが人間にとって、全く必要のないものだと理解し止めようとするならば禁煙に成功し、再びタバコを吸うことはないと思います。
喫煙者はニコチン依存症なのです。たばこは不必要なものと分かっていても依存症のためにニコチンを欲してしまいます。この依存の状況さえ克服したらニコチン中毒から脱出し、依存から解放されるのです。
そして、たばこを吸っている人を見ても羨ましいとは思わないでしょう。
「1本どう」と誘われても、きっぱり断ることができます。しかも心では誘ってくる喫煙者を哀れに思うかもしれません。
そして、タバコで弱ったカラダも徐々に正常に戻ることでしょう。
本質的にたばこを止めたい人には、
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)
がおすすめです。