風邪は誰でも引きます。そして自力で治す!
インフルエンザなどがはやり始めると、すぐに病院に行き、タミフルをはじめ多くの薬を服用して治します。
ところで、インフルエンザはタミフルを飲まなければ治らないのか?インフルエンザ=タミフルという構図が成り立っているような気もする日本の社会。
インフルエンザは自然に治る
インフルエンザは、薬を飲まなくても治ります。タミフルなどの薬を服用することにより1~3日程度は早く治るといわれています。仕事や他の病気、かなり弱っているときなどはインフルエンザの専用薬を服用する必要がある場合があります。状況により薬の使用をしたら良いと思います。
風邪の症状の意味
インフルエンザを治すのに薬が必要ないのであれば、ちょっとした風邪であれば、当然薬は必要ないと思います。
高等生物である人間は、自分のカラダに異変を感じると反応をします。
その反応は自分のカラダにとって必要だから出る反応と言えます。熱が出るということは、その熱によりカラダの悪い細菌と戦っています。
鼻水がでるということは、鼻水により必要のないものを体外にだそうとしています。咳が出るということも、カラダから不必要なものを外に出そうとしています。
その症状の一つ一つを薬により抑えてしますと、熱のつらさや鼻水、くしゃみ、咳などは収まりますが、カラダからださなければいけないものをカラダに蓄積する結果に繋がってしまいます。
風邪は自力で治る
大切なことは薬を飲みすぎないこと
実際、風邪をひいたらどうするか?
あったかくしてとにかくゆっくりと寝る。
しっかりと水分を摂り、汗かいてカラダに無理のないものを食べれば治ります。
人間のカラダとは非常に優秀にできているのです。その優秀なカラダを薬により壊す作用をわざわざすることは避けた方が良いと思います。
栄養あるものを食べるって本当?
風邪に時には、栄養あるものを食べるというがどうなのだろう。
実は、勘違いもある。どうゆうことかと言うと、食欲がないのは、体内の老廃物を燃やして胃腸を休ませようという働きをしているからなのです。
これは、食べることにより胃腸に負担をかけることを避けるために食欲を抑制している反応なのです。
扁桃腺による発熱は用心
なんでもかんでも自力で治すことが良いことでもない場合もあります。
例えば、扁桃腺から来る発熱、倦怠感など、扁桃腺が赤く腫れているくらいであれば、1~2日安静にしていれば治ります。
扁桃腺があまりにお痛い時には、冷たいおしぼりなどで首を冷やすと収まったりします。
しかし、扁桃腺に白い膿が出始めるとかなりの発熱と悪化する可能性があります。
症状としては、しゃべることが辛い、唾を飲み込むこともできないくらい痛い。
上記のような症状の場合には、自力で治すことよりも抗生物質により早期に治した方が良いと思います。入院を必要とするくらい悪化することもあるので要注意です。
扁桃腺が原因で年中発熱している人の中には、扁桃腺を切除する手術をする人もいます。
この結果、扁桃腺による高熱はなくなりますが、カラダの異変に対する反応が分からなくなることにもつながります。
予防
風邪予防には、やはり手洗いうがいをしっかりとすると良いです。悪くなってからやるのではなく普段から習慣にすることが大切です。
最近、のどに非常によいということで「マヌカハニー」というハチミツが注目を集めています。毎日スプーン一杯の蜂蜜をゆっくりとなめると良いといわれています。
ビタミンCを含むみかんなどのフルーツも即効性はないが良いといわれています。
私自身、扁桃腺が少し大きいようで昔から赤くはらし大変な想いをしています。普段から気をつけて扁桃腺とも付き合っていきたいと思います。