たばこと飲酒に関する年齢制限引き下げのニュース
平成27年9月1日(産経新聞)にて
自民党の成年年齢に関する特命委員会(委員長・今津寛元防衛副長官)は31日、 改正公職選挙法の成立で選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることを踏まえ、 民法上の成人年齢を「18歳以上」に改め、飲酒、喫煙の解禁年齢も 現行の「20歳」から「18歳」に引き下げるよう政府に求める方針を固めた。
どうしてそうなるのか?
選挙権を20歳から18歳に引き下げると同時に、いろんなものを自己責任、大人として判断ができる年齢だから
問題点
18歳以上から喫煙、飲酒など法的に可能になれば、高校3年生で18歳を迎える生徒が喫煙、飲酒が可能になるということになるのでしょうか?
おそらく校則により制限があると思います。
同時に馬券なども18歳以上が可能となれば、馬券の購入が身分を隠して購入する若者が増えることと思います。
私見
個人的には選挙権が18歳に引き下げ、政治に関心を持ち参加することは非常に素晴らしいことだと思います。
それに伴い、今まで規制のあったたばこ、飲酒、ギャンブルなども併せて年齢を引き下げるというのも理論上は当然のとのように思います。
選挙権を持ち、政治に参加する国民としての判断は大人として認めることであり大人と同等の権利を認めるということです。
しかし、現状の日本においては、大学4年生までいくとすると22歳まで大人の養育されている状況にあります。
また、昨今喫煙者の減少、飲酒の制限などに社会は移行しつつある現状をみると依存性のあるものについてわざわざ使用者を増やす判断をするべきか?
国民の健康などを考えれば、将来的にはタバコやお酒など、なくすくらいの政治判断をする政治家がいてもおかしくないと思います。
しかし、たばことお酒については、国を運営する税収として大きな役割があります。
ということは、年齢制限を引き下げることは税収アップにつながる可能性も含んでおります。
何かを緩和すると、付随していろんなものを緩和する必要が生じます。
良いのか悪いのか?
成人年齢の引き下げにより政治に参加する国民を増やすことも大切です。
先日、たばこを吸って道にポイ捨てしている大人を見かけました。
年齢制限の引き下げと共に、道徳心のない大人を規制する法律も大切ですね。
ただ、一生懸命育てた自分の子供にタバコやお酒などの体に害のあるものは控えてもらいたいな~
大切なのは、大人になったから選挙権がある、たばこが吸える、お酒が飲めるということではなくて、大人として責任のある行動がとれることだと改めて感じました。