微弱電流治療
ふくらはぎの肉離れ(筋断裂)の治療について
前回、鍼(ハリ)を用いて行う治療のご紹介をしました。
鍼(ハリ)に加え、治療で行ったことは
「微弱電流治療」という方法も取り入れていただきました。
微弱電流治療とは
微弱電流治療とは、別名「マイクロカレント」とも呼ばれています。
名称のとおり、微弱な電流により治療を行います。
どのくらい微弱なのか?
1A(アンペア)の100万分の1という微弱な電気です。
微弱電流治療の効果
多くの専門家が微弱電流における治療効果が高いと評価をしている治療です。
中でも、ケガや痛みに対する治療効果が高いのも特徴です。
効果
- ケガが早く治し、痛みを和らげる
- 細胞レベルから効果がある
- カラダのリズムを正常に戻す
生体電流と微弱電流
人間のカラダには微弱な電流が流れています。この電流のことを生体電流といいます。
人間には自然治癒力があります。
この治癒に生体電流も力を発揮しています。
ケガをしてしまった時には、周囲に微弱な電流が集まり細胞を修復させるためにタンパク質などの栄養素を集める働きをします。
この人間の持つ素晴らしい治癒能力をさらに効果的にさせるのが微弱電流治療ということになります。
早期に治癒する効果があることから多くのスポーツ選手が取り入れています。
ふくらはぎ筋断裂(肉離れ)から一週間
最初は、治るのか不安だった肉離れの痛み、2、3日で痛みについてはかなり緩和されました。
一週間経つ頃には、ゆっくりとカカトも地面に接地することができるようになりました。
カカトの接地については、カラダと心が痛みを記憶しているので、あまり力強く床に接地することを拒みたい気持ちですが、この拒むことが治療を早めているような気もします。
やはり安静することが大切だと思います。
まとめ
私の場合、ふくらはぎの筋断裂(肉離れ)により微弱電流治療のことを知ることが出来ましたが、この治療は日常スポーツをやる人にとってはとても効果的なものだと思います。
また。実際微弱電流治療をして思ったのは微弱というだけあり、電流をカラダに流しているとき、電気のピリピリ感も感じることがありません。電気のピリピリ感が苦手な人も問題なく治療できると思います。