子供が吃音症(どもり)になって改善していった様子と親のしたこと

子供(3歳前後)が吃音症になったら

子供

3歳半の次男、2歳ころからしゃべりはじめました。

言葉の覚えもしゃべる言葉もとても上手で順調に成長していました。

ところが、突然、実際は徐々に徴候はあったのですが、ことばにどもりが出来きました。

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吃音症(どもり)とは?

どもりとは、吃音症(きつおんしょう)という病気です。

会話の途中で言葉を詰まらせたり、第一声がなかなか出ずに同じ言葉を繰り返します。

日本でも健康保険が適用され治療することができます。

吃音症(どもり)の症状

連声型(連発して発音)

「ありがとう」と言いたいとき、「あ、あ、あ、あ、ありがとう」のように、最初のことばを繰り返し連続して発音します。

伸発型(引き延ばして発音)

「ありがとう」と言いたいとき、「あーーーーーりがとっ」と、最初の言葉を伸ばして発音します。

無声型(あとの言葉がでない)

「あ・・・・」となり、詰まってしまい、あとの言葉が出ない状態になります。

なんで幼児期に吃音症になるのか?(原因)

吃音症の原因の特定はされていません。

いくつかの要因が複数重なることにより発症するとも言われています。

どもりは2歳前後から現れるようです。

言葉を覚えたての子供はたくさんしゃべりたくてしょうがないようです。

しゃべりはじめの時は、脳の言葉の伝達に時間がかかったりして、多少どもりの症状は出るようです。この場合、ほっといたら治っていたということが一般的です。

原因を見てみると

遺伝的な要因

・脳が声帯に間違った指令を送る。

・遺伝的な要因、ただし親が吃音症だから子供も吃音症になるということではない。

心理的な要因

・幼少期のトラウマ

・厳しい躾(しつけ)

環境的な要因

・周囲に吃音症の人がいる

幼児のどもりにしてはいけないこと

しかし、子供のどもりを以上自体と感じて、細かくしゃべり方を教えようとしたりすると、小さな子供にとって、自分がしゃべると注意をされたり、叱られたりするように感じると、しゃべることが怖くなったり、苦痛に感じるようになります。

・どもりを注意しない

・どもりを責めない

・どもりを叱らない

上記のように、子供がどもりを気にするようなきっかけを与え、精神的ストレスを与えないようにしましょう。

どもりの子供との生活

我が家でも子供が言葉をしゃべるようになってから、どもりの徴候があり、その兆候は日に日にひどくなってきました。

子供のどもりを初めて聞くと、脳に何か障害があるのではないか?様々な心配をしました。そして、本やインターネットなどでいろいろと調べると、幼児期のどもりは珍しくなく、気にしすぎることだったり、親が子供のどもりを治そうとすることが、さらに悪化させることもわかりました。

また、病院で見てもらう場合には、耳鼻咽喉科、神経内科、精神科、心療内科、リハビリテーション科などで行っているようです。

我が家では、病院には行かずに自然に生活をすることにしました。

息子の症状は、当初は連声型であり、「ありがとう」を言うときには、「あ、あ、あ、あ、ありがとう」というような感じでした。

その繰り返しもひどいときには、何度もおなじ言葉を発していました。

ゆっくりと絵本を聞かせたり、アンパンマンなどの動画を一緒にみたり、また、一緒に歌をうたったりしました。

普段より、沢山会話をするようにし、新しいことばを覚えてしゃべると、「お話がお上手ですね」といつも褒めるようにして、しゃべることが楽しいというイメージになるように心がけていました。

中でも、歌が好きなようで、家族でカラオケに行き、息子が好きな歌をみんなで合唱したりして、やはり褒めてあげえると歌うことも好きになってくれたようです。

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症状の変化は連声型から、やがて伸発型(最初の言葉を伸ばす)になっていきました。そのうち、伸ばすのが短くなってきて、最近では普通にしゃべれるようになってきました。

まとめ

我が家では、次男が吃音症になり、普段の生活でストレスや、どもりに対する意識を持たせないように気をつけました。

ストレスや厳しい躾により発症するということもあるようです。

我が家では長男への注意や躾が吃音症の次男に影響したところもあるかもしれません。

躾は叱ることではなく、物事の良し悪しを会話により伝えることが大切なことだと子供を育てながら学ぶことができました。

子供のどもり、親としては非常に焦ります。子供が成長するにしたがい、友達からどもりを冷やかされたり、いじめにあったり、いろんなことを考え不安になりました。

幸い、我が家では症状は改善されてきていますが、改善例の一例だと思いますが、同じ子供を持つ親として参考になることがあれば幸いです。

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