【笑える話①】勇気と細心の注意

大学病院での話。

ビーカー

医学生を前にして、教授がこれから講義に入ろうとするところである。

テーブルの上に、ビーカーが置いてあり、乳白色の不透明な液体が入っている。

それを指さしながら、教授はしゃべりはじめた。

「ここに入っている液体は糖尿病患者の尿である。一種独特の甘酸っぱい味がするものである」

そう言ったかと思うと、指を突っ込んで、その指をなめてしまった。

学生たちは顔を見合わせた。

すると、教授は、

「諸君もやってみたまえ」

一同尻込みしていたが、やむなく一人が決心したように立ち上がり、目をつむって指を入れ、その指をなめた。

以下、順ぐりにやりはじめ、とうとう最後の学生がやり終えたとき、教授は言った。

「医者には勇気が必要だ。メスを持つ者に勇気が欠如していたら、メスはふるえない。

しかし、医者にはもう一つ大切なものがある。」

「それは細心の注意である。わずかな徴候も見落とさない注意力が要求されるのだ。」

「実は、私は人さし指を中に入れ、なめたのは中指である。」

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まとめ

仕事は見て覚えよ!

会社で新人に話しても良いですね。

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