禁酒⑧ 魔の懇親会

断酒と懇親会

断酒している人にとって一番つらいのが飲み会、昨日は会合からの懇親会というすごい流れでした。

私の場合、気軽な節酒というスタンスなので、飲んではいけない訳ではありませんが、折角続いている禁酒生活をもう少し継続したい気持ちから、断酒を継続する意志で参加しました。

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座る位置がポイント

今回の会合は10人くらいです。

席次については会場に到着した人から自由に座るという流れを知っておりましたので、早めに到着するようにしました。

私が座ろうとしている席は、一番末席でしかも自然にみんなのお酒を作る係りになる場所です。狙い通り席をゲットすることが出来ました。

さて、会合が終わり懇親会に突入です。

お店の人にビールと共にウーロン茶を注文しました。自然に出来たのは会合の参加者でお酒を飲めない方がいらっしゃったので、自然に注文が出来ました。

そして、飲み物の準備をするときに自分の分のウーロン茶も何気なく準備をしました。

無事、乾杯の発生と共にウーロン茶を飲み続けこの会合を乗り切ることが出来ました。

懇親会では、お酒を飲みたくなるところですが、あまりその気持ちにはなりませんでした。そしてこの会ではお酒を無理に強要する方がいなかったのも良い流れでした。

プロとしての自覚

「ちょっと一杯なら大丈夫だよ」

「一杯くらい良いじゃん」

すごく魅力的な言葉です。この言葉を離陸前のパイロットに言えるだろうか?

たとえ言ったとしてもパイロットは一滴も飲まないと思います。乗客の命を預かるプロとして当然の判断です。

では、二日酔いで会社に行くことはどうだろうか?

仮に接待相手が飲む人で、最後までお付き合いすることにより獲得できる仕事がある場合、二日酔いもしくは会社に出社できない程飲んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、友人との飲み会、晩酌で飲みすぎたというような場合の二日酔いは仕事をするプロとしてはどうなのだろうか?

報酬(給与)をもらって仕事をしている限り、良いコンディションで取り組むことが大切だと思います。私自身、飲酒による午前中の倦怠感を感じ、節酒を始めました。

仕事が好きだったのに、その気持ちもいつの間にか無くなっていました。しかし、禁酒生活により仕事への気持ちが落ちていたのではなく、飲酒によりコンディションが悪かっただけだったと気がついたのです。

そして、今回の懇親会でもウーロン茶で楽しく過ごすことができたのは、禁酒によるコンディションの向上で湧き上がった仕事欲が飲酒欲よりも勝っていたんだと思います。

禁酒の手助けのカギ

禁酒により手に入ったものが、飲酒欲よりも大きいものであれば、飲みたいという気持ちを抑えることが容易だと思います。

私の場合は、禁酒により以前の頭の働きを取り戻すことができた喜びでした。

スポーツが好きな人ならば、禁酒により運動能力の向上を感じることが出来れば幸いです。そもそも飲むと千鳥足になるくらいアルコールというものの影響は大きいものです。

スポーツやらカラダを使った仕事をしている人はやはりアルコールの摂取は控えたほうが良いと思います。

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