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砂糖について
みんなが大好きな甘いもの、この甘いものの代名詞がお砂糖です。
「甘いものを食べると疲れが取れる?」
「甘いものを食べると集中力が増す?」
この砂糖、実はあぶないんでらしい。
今日は、そんな砂糖について調べてみました。
砂糖の危険性
砂糖の依存性
美味しくて甘い砂糖、もし危険であればやめればよい。
ところが、脱砂糖って結構大変らしいのです。
砂糖は、麻薬やニコチン以上の中毒性があると言われています。
小さい子供に砂糖を使ったお菓子を与え続けると、いつまで経っても砂糖を欲しがるようになります。
チョコレートやケーキなど、ガマンできずに食べてしまうというのも中毒性があるからなのです。
白砂糖のつくり方
白砂糖は、サトウキビを絞り、亜硫酸ガス、亜硫酸、石灰、炭素を使って煮詰め、不純物を取り除き、ホウ酸塩、塩素を加えて生成し、漂白して作ります。
精製する過程において、サトウキビに含まれるミネラルやビタミンなどの栄養素は失われてしまいます。
白砂糖というものは化学薬品みたいですね。
脳への影響
白砂糖が大量にカラダに入ると血糖値が急激に上がります。
急激に上がった血糖値を下げようとカラダがインスリンを分泌させます。
このインスリンの影響により、逆に低血糖になってしますのです。
低血糖状態が続くことにより、血糖値を上げようとアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンとは興奮状態時に放出されるホルモンであり、出すぎると脳が正常な判断をしなくなります。
白砂糖を長く取り続けると、興奮状態からイライラしたり、暴力的になったり、最近ではキレやすい子供も多いのはそんな影響からかもしれません。
カルシウムが減る
砂糖は酸性食品なので、中和するためにはカラダのミネラル分を使います。
このミネラル分はカルシウムが使われます。
砂糖には、カルシウムは含まれていないので中和するためにはカラダからカルシウムを充てます。
このカルシウムは、歯や骨を溶かして供給することになります。
当然、歯は弱くなり骨ももろくなるということです。
食事を食べない子供たち
甘いお菓子が好きだから、食事の前にお菓子などを食べて過ぎてお腹いっぱいになってしまい、結果として食事をあまり食べない子供がいます。そうすると、栄養失調になり本来必要な栄養が取れずカラダを壊してしまいます。
清涼飲料水
お菓子やケーキなどは見た目、味などから砂糖が多く含まれているのが分かります。
危険なのが、飲み物です。
清涼飲料水や乳酸飲料水、炭酸飲料水にはものすごい量の甘味料が使われています。
カラダに良さそうなスポーツ飲料も同じです。
スポーツにより発汗した水分と塩分を補給するために飲むドリンクですが、実は甘味料がたくさん含まれているのです。
しかも噛まずに手軽に大量の甘味料をとってしまうので、非常に危険です。
飲み物や食べ物には、どのくらいの砂糖が含まれているの
ジュースに含まれる大量の砂糖
美味しくてついつい飲んでしますジュース、身近で売られている清涼飲料水には大量の砂糖が含まれているです。
角砂糖は1個 3~4グラム
コカ・コーラ
みんなが大好きなコカコーラ、美味しいけれどもコーラには多量の砂糖が含まれています。
500mlペットボトルに 角砂糖 16個分
カルピスウォーター
500mlペットボトルに 角砂糖 14個分
ポカリスウェット
スポーツの時に愛飲されるスポーツドリンク
健康的なドリンクであっても甘味料は多く含まれています。
500mlペットボトルに 角砂糖 10個分
食べ物に含まれる大量の砂糖
ショートケーキ
ケーキの種類によって異なりますが、大体ケーキ1個に30グラムくらいの砂糖が使われております。
各砂糖 10個分
プリン
一般的なプリン1個に約16グラム程度の砂糖が使われています。
角砂糖 5個分
あんパン
あんこだけでなく、パンの部分にも砂糖が使用されています。
1個あたり約25グラム
角砂糖 8個分
大福もち
ヘルシーイメージの和菓子ですが、砂糖は含まれています。
1個あたり約12グラム
角砂糖 4個分
シュークリーム
一般的なシュークリーム1個あたり約15グラム前後の砂糖が使用されています。
角砂糖 5個分
ホットケーキ
ホットケーキだけでなく、はちみつやメープルシロップまで勘案して考えると
ホットケーキ2枚で約390グラムの砂糖を摂取しています。
角砂糖 約110個分
アイスクリーム
私も大好きな某有名バニラアイス
1カップあたり 約20グラムの砂糖を使用しています。
角砂糖 約6個分
あめ
アメ1個あたり 3~4グラム程度の砂糖を使用していると
アメ1個=角砂糖1個
アメを一日に何個も食べてしまうと多くの砂糖を摂取してしまいます。
シェイク
ファーストフード店の人気メニューのシェイクには
1食あたり 約100グラム程度の砂糖が使用されています。
角砂糖 28個分程度
まとめ
「甘いものを食べると疲れが取れる?」
「甘いものを食べると頭がすっきりする?」
いつからいわれるようになったのだろうか?
小さな子供は甘いものが好きです。泣き叫ぶ子供を静かにさせる道具の一つとして甘いものを与える親がいますが、やめた方が良いと思います。
そして、これだけ多くのものに砂糖が含まれています。
お菓子産業含め砂糖の使用を禁止すると、経済的に大きな変化があります。
砂糖産業は自分たちを守るため、まだまだ砂糖がいかにカラダに良いか?
疲れを癒す魔法の食べ物として、広めていくのでしょう。