禁煙をしようと思ったきっかけは?
最近の禁煙をしようと思ったきっかけ、ファイザー株式会社の昨年のプレスリリースで見つけました。
一年間で禁煙に挑戦しようと思った理由を複数回答で尋ねたものをまとめたものになります。
1位 自分自身の健康が気になったから(61.9%)
喫煙者は常にタバコが体に悪いものという意識があると思います。
禁煙のきっかけの一つが健康診断の結果により禁煙を始める人も多いようです。
また、健康診断だけでなく、自身のカラダの変化を自覚してはじめる人も多くなっているようです。
・階段を上ったら息が切れる。
・昔より明らかに体力、気力が低下している。
・精神的に弱ってきている。
やはり健在な精神は健全な肉体に宿る。
若い時には当たり前だった健全な肉体が日々弱ってきている。
原因のすべてがタバコによるものでな無いにしても、原因の一つ一つを摘み取っていくしかない。
その一つがやはり禁煙への挑戦に結びついているのだと思います。
2位 タバコ代を捻出しづらくなったから(35.3%)
平成9年当時230円だったセブンスター、18年後の現在では倍の460円になっています。
現在38歳の人にとっては、20歳のときは230円で買っていたたばこが現在では460円になってしまっています。
一日一箱であれば、一か月のタバコ代が6,900円⇒13,800円になっています。
そして、この流れはさらに加速していくような感じです。
海外のタバコ代の値段を調べて見ると、ヨーロッパでは特に高いのがノルウェー、アイルランドで一箱1,000円以上します。
イギリスやフランスでは700~800円くらいで売られています。
アメリカでは州ごとにタバコの税額がことなり、高いところでは一箱1,000円、また安いといわれているとこでも500円くらいと全体的にタバコの金額が高いです。
喫煙に対して厳しいといわれているオーストラリアでは、ひと箱1,000円くらいするとのことです。
世界の状況の見ると、高くなった日本のたばこ代も安いのかもしれません。
将来的には一箱1,000円なんてことになってもおかしくないです。
給料が右肩あがりで上がる時代であれば良いのですが、最近では平均給与も下落傾向にあるようなので、金銭的事情で禁煙せざる得ない人も増えると考えられます。
セブンスターの価格の推移
平成27年 一箱20本のセブンスターは現在460円で売られています。
平成22年 440円
平成18年 300円
平成15年 280円
平成10年 250円
平成9年 230円
昭和61年 220円
昭和58年 200円
昭和55年 180円
昭和50年 150円
昭和44年 100円
3位 自分の喫煙が周囲の人の健康に与える影響が気になったらから(22.9%)
身近なところでは、ホタル族と呼ばれるベランダでタバコを吸うお父さん。
奥さんがタバコを吸わない家では、喫煙は屋外という人も少なくありません。
中には、ベランダ行く扉を開いて入ってい来る煙すら嫌だという人もいます。
夫婦のどちらかが非喫煙者の家庭でみられるシーンです。
家族というコミュニティでは、奥さんが妊娠したり、子供が生まれたことをきっかけに禁煙に挑戦する人が多くなっています。
やはりかわいい子供に有害なタバコの煙を吸わせる訳にはいかない。
昔は喫煙天国だった日本も、現在は喫煙者にとても厳しい環境になってきています。
だからこそ、今までと違い喫煙者は自分のタバコの煙で他社に迷惑をかけているという意識が高くなってきているようです。
まとめ
喫煙者が減れば、たばこ販売に携わる事業者にとっては青息吐息です。
しかし、たばこの場合、吸っている本人だけでなく煙草を吸わない人には受動喫煙という有害な空気を吸わせてしますものです。
きっかけはいろいろとあると思います。
やめられるのであれば、がんばってやめるべきものが喫煙だと思います。