【映画】ザ・コンサルタント
英文題名は「The Accountant」、会計士という題名である。
ストーリー
表家業は会計事務所を経営している主人公。そして、闇社会のキャッシュを洗浄する仕事をしている。
裏社会の危険人物の裏帳簿をいじっているのだから、都合の悪い人間の一人である。しかしもう一つの彼の裏の仕事は天才的な腕利きの殺し屋である。
何度も危ない目に合うが、信頼の置けるパートナーとの連携により常に危険を回避し生きている。
映画の舞台は大会社からの不正帳簿の確認の依頼を受け、原因と不正者を割り出すが突如仕事を解任された。その直後ヒットマンにより命を狙われる。
感想
何かの障害があると、補うために別の才能が発揮されることがあるらしい。
今回は、主人公の子供のころの様子が描かれていたが、落ち着きがなく騒いだりしてしまう様子からメンタルに問題を抱えているという設定である。
そんな主人公はパズルが好きで、そして数字などに以上に強いという子供。
厳しい父、弟との生活では、父が格闘術などを厳しく教え込み現在の殺し屋としての基礎ができたのだと思う。
ただ、主人公はいたってまじめに生きているのだが、やっていることは裏帳簿の掃除屋であったり、殺し屋であったりという決して正義ではないところは残念な感じではあります。
会計士として、全うな仕事をしつつ、悪者を退治するという設定だとうれしいのだが、やはり作り手の思いもあったのだと思う。
主人公を演じたベン・アフレックについては、メンタルに問題を生じる主人公の演技はすばらしいものでした。
ただ、子供にお奨めできる映画ではないですね。
映画としては、スピード感もあり映画の時間も短く感じる作品です。