親が子供にがんばれば出来るって言う根拠は?

勉強は努力をすればできる?

「努力が足りないから、勉強をしないからあなたは点数が取れないのよ!!」

勉強

母親が子供に言う言葉、しかしこの言葉は本当なのだろうか?

そもそも、出来るできないの基準を算数や国語などの狭い分野なのに幅をきかせているように思えます。

自分も親として子供に対し、いろいろと思うところがあるのでいつも考えています。

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努力は大切

努力をすることは大切です。

エジソンが言ってました

「天才は99%の努力と1%の才能である」

エジソン

・そのまま読むと努力が大切だとうことです。

・この1%があるかないかが大切です。

どちらも正解だと思います。

標準的な学習を標準的な人たちで競争するのであれば、努力によって優位性は変わるものです。

夢中になることは才能

例えば、プロと呼ばれる人たちはその道で夢中になるから、夢を手に入れることができたのかもしれません。

いくつか見てみました。

ギタリスト

ギター

思春期になり、テレビなどの影響からバンドを組みギターを始めた若者。

時間があればギターの練習をしてものすごくうまくなりました。

プロのギタリストはギターとの出会いで夢中になり、仕事を獲得したのだと思います。

将棋

プロ将棋の棋士、ちょっとしたきっかけで知った将棋、将棋が楽しく楽しくてやり続けます。

プロの棋士はあらゆるパターン、何通りにも及ぶ莫大な先を読みます。

まさに夢中になり、身に付けたものです。

漫画家・画家

画家

とにかく絵を描くのが好き、小さい頃より起きてから寝るまで時間を見つけては漫画を描いています。

その結果、技術向上します。

ストーリーを想い描くチカラがあれば漫画家として成功すると思います。

格闘家

強くなりたいという強い気持ちでトレーニングをします。

トレーニングの中には、当然カラダを形成する食生活まで含まれます。

24時間強くなるために夢中になって取り組みます。

夢中

夢中になれることは才能です。

「夢中=努力」のような感じもします。

生まれもっての才能

たった1%の才能があるのかないのか?

特殊な例は除きますが、

・背の小さなご両親から生まれた子供が2m近くの背の高さに成長することはあまり考えられません。

・日本人のご両親から白人や黒人は生まれません。

極論でみると、努力で補えないこともあります。

100m走の世界記録を持つウサイン・ボルトのようになりたいと思い、黒人のようなバネを手に入れたいと思ってもなかなか難しいものです。

身体的な先天性は分かりやすいですが、脳も生まれもってのものがあるのでしょうか?

脳の不思議

世の中にはすごい脳を持つ人がいます。

・円周率暗唱の世界記録、3.141592・・・・・・・、というやつですが、6万7890桁という人。

・高速記憶、高速既往の記録保持者。0.5秒で17桁の数字を覚え、1秒で二進法の数字46桁覚えることができる人。

・恐るべき共感覚、10000までのそれぞれの正整数を、色や形、手触りと結び付けてします共感覚を持つ人。この人は英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、フィンランド語、リトアニア語、ルーマニア語、エストニア語、アイスランド語、ウェールズ語、エスペラント語がしゃべれるとのことです。

・10歳以降の記憶をすべて覚えている人

・超人的絶対音感の持ち主、盲目のイギリス人ピアニスト。絶対音感という非凡な才能を持っている。プロの音楽家でも音符のコードの聞き分けが5程度といわれている中、彼は10の音符のコードすべてを聞き分けることができる。

・アメリカのすべての道路網、郵便番号を記憶する男、キム・ピークという男性がその人だ。彼は映画「レインマン」の中で、ダスティン・ホフマンが演じたモデルである。

・一目見ただけで、街の風景を正確に記憶できる人、その人はヘリコプターで空から短時間東京の街を眺めただけで、10mになる東京のパノラマ風景を描くことができた。

子供が得意なものを探してあげたい

一人として同じ能力の人はいません。そして、近い能力な人たちにとっては努力によりテストだったら、良い点が取れたい、悪い点になってしまったりということもあると思います。

「家の子はカラダが小さくて華奢だから運動に向いてないんです。だから、努力して成績を上げさせるために努力しなさいって言ってるんです。」

もしこの子が、勉強に向かない脳であるけれども絵を描いたり、音に敏感な脳であったりという違う面で他社よりもすごい能力を持っている場合があると思います。

いろんな才能をもった人をテレビや本などで見ることにより、いろんな人がいることを知りました。

そして、様々な能力を持った子供たちもいるのだと思います。

出来ないことを補うことも大切ですが、その子の能力を生かせる場を見つけてあげたいものです。

おすすめ本

この本は、読み物としても楽しいですが、お父さんのユニークな教育方法が面白い。

3人の息子を高校にも塾にも通わせずに京都大学に入れてします話。

教育方針も面白いですが、親子の関係もまた参考になると思います。

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